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ごあいさつ
政府の国家戦略である「バイオテクノロジー戦略大綱」では、北海道は関東や近畿とともに、国内の3大バイオ産業クラスター形成促進地域とされており、北海道のバイオ産業は着実な進展を見せております。肥沃な大地、四方を囲む豊かな海など、恵まれた環境を背景に、良質な食料を全国に供給している北海道にとって、豊富な一次産品をどのように未来のマーケットにおいて位置づけていくかが問われています。
北海道で産出される農水畜産物には、健康機能を持つ有用物質が含まれているものが多く、その素材の蓄積は北海道の大きな強みの一つとなっています。この知的クラスター創成事業(第Ⅱ期)では、北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学をはじめとする道内の研究機関の力を結集し、道産の食素材を中心に、健康に有効な成分や機能を最先端の技術で見出し、北海道の農水畜産物の付加価値を飛躍的に向上させたいと思っています。
さらに、科学的根拠に裏付けられた高機能食品や医薬品原料など、新たな産業創出を目指し、北海道はもとより、国、札幌市、経済界、大学が一体となって、北海道の強みを活かしたバイオクラスターの形成を推進し、我が国の発展に大きく貢献していきたいと考えています。
知的クラスター本部長
北海道知事
高橋はるみ