認知機能評価支援システム タッチエム
認知機能の客観的評価を支援するタッチエム。認知症研究を支える北海道生まれの新技術。
タッチエムは、装置の画面上に現れる図形の場所と順番を覚えてタッチさせることで、脳の認知機能の客観的評価を簡単に行う事ができる。北海道大学村上新治教授と(株)大和電機北海道が共同で開発した製品で、Bio-Sでは、認知機能改善研究における評価方法の一つとしてタッチエムを導入している。これまで客観的指標を得ることが難しかった認知機能の評価を格段に前進させた。Bio-Sの拠点の一つである、るもいコホートピアの活動拠点「るもい健康の駅」にも4台を常設するほか、高齢者の健康維持に取り組む団体と連携してこれまで約2000人の評価を行った。こうした評価を継続的に行う事で認知機能の低下に早めに気づくことができ早期診断・治療を促すことができるなど、地域住民にとってもタッチエムがもたらすメリットは大きい。Bio-Sの研究での活用をきっかけに、その必要性と有効性が注目されている。
札幌医科大学医学部
教授
小海 康夫 Yasuo KOKAI,MD.
販売元
株式会社 大和電機北海道
登別市千歳町2丁目10番地3
http://www.y-yamato.co.jp/hokkaido/
参考
Bio-S 成果事例集パンフレット 全ページ 【PDF 9.2MB】
Bio-S 成果事例集増補版 P10 【PDF 1.9MB】